第37回 古川爲三郎サイエンス講演会 開催 (於:名古屋市科学館)

2月18日午後14時より、名古屋市科学館サイエンスホールで「第37回 古川爲三郎サイエンス講演会」が開催されました。この講演会は、古川美術館初代館長の古川爲三郎が、科学知識の普及啓発のために名古屋市科学館へ寄付した基金をもとに平成元年より開催されています。

今年は、世界初の青色LEDの開発成功により2014年にノーベル物理学賞を受賞された名古屋大学教授 天野浩様の講演会でした。

講演会の冒頭では、天野教授が古川爲三郎をご紹介くださり、また、名古屋大学にある名古屋大学博物館(旧古川図書館)の思い出などもお話しになりました。

講演会本編では、今回のテーマ「世界を照らすLED」にそって青色LEDの開発研究などについてお話しされ、科学研究の楽しさを語りました。応募多数のため抽選で選ばれた300名の参加者は、老若男女を問わず先生のお話しを熱心にお聞きし、講演終了後は時間ぎりぎりまで盛んな質疑応答が行われました。

参考:名古屋大学博物館ホームページ http://www.num.nagoya-u.ac.jp/index.html